1. このページをSNSで投稿する:
  2. Twitter
  3. Facebook
vol.54

たまロケーションサービス

多摩市を歩いていると、映画やテレビドラマの撮影風景によく出会うことがある。そのほとんどの撮影を地元、多摩市で活動するフィルムコミッションが支援しているのをご存知だろうか。

今回は多摩市のフィルムコミッション「たまロケーションサービス」代表の柴田 孝司さんと副代表の鳥居 俊平太さんにお話を伺った。

撮影支援団体「たまロケ」

多摩ニュータウンでは、造成当初からテレビドラマや特撮ヒーローものなど多くの作品でロケ撮影が行われている。当時は多摩市が直接依頼を受けて、ロケを敢行していたそうだ。

そんな中、2009年2月に設立され、今年10周年を迎えたのが「たまロケーションサービス」(通称:たまロケ)である。

「たまロケ」は、映画・テレビドラマ・CMといった映像作品のロケーション撮影が円滑に行われるための撮影支援を行う団体「フィルムコミッション」のひとつだ。現在の登録会員数が約70名で、そのうち15名前後が運営に参加している。

設立3年目から同団体の代表を務める柴田 孝司さんは、北海道帯広市出身。45年前に多摩市に移住し定年退職後、「たまロケーションサービス」の代表として陣頭指揮を執っている。

ロケの問い合わせは毎月100件前後にも及ぶとあって、インタビュー中にも数件の問い合わせ電話が鳴っていた。しかし、実際に撮影する作品はそのうちの10〜15%ほどになるという。

柴田さんは「最近はテレビドラマ・映画以外に様々な媒体での撮影が増えてきています。私達は、ロケ隊がどのような作品を、どこでどのように撮りたいかなどの要望を聞きつつ、条件に見合うロケ地候補を提案し、日程の調整や関係各所との交渉を行い、ロケ当日は、搬入から撤収まで安全に撮影が終わるよう付き添うのが主な仕事です」と話した。

パルテノン大通りで爆破シーンも

2017年には、パルテノン大通りでワイヤーアクションとともに、圧搾空気を使用した爆破シーンを撮影したこともあったそうだ。

「台本を読んだだけだと『これは無理な話だな』と思っても、ひとつひとつの要素を制作側に聞いて詳細を詰め、それを市役所や地元警察など、関係各所と連携・調整することで、実際に爆破シーンを撮影できたこともありました。ロケを行う上で一定のルールはありますが、場所や環境によっても変わってきます。たまロケに相談してもらえれば、一見撮影不可能そうなシーンも『こうすれば安全に撮影できそうだよ』という提案をしています。我々の存在価値はここにあると思っています」と柴田さんは話した。

市民の皆様・ロケ地提供者と制作側の架け橋に

最近の話題作『俺のスカート、どこ行った?』他、さまざまなテレビドラマに登場したパルテノン大通りや、昨年のカンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督作品『万引き家族』のクライマックスシーンに登場した、多摩モノレール通り(都道156号線町田日野線)で撮影が行われるなど、多摩市内のさまざまな場所でロケが行われている。

その中でも一番需要があるロケ地は「学校」だという。豊ヶ丘にある「東京多摩フットボールセンター・南豊ヶ丘フィールド」は、2階部分に教室、廊下、職員室、保健室など学校での撮影に適した施設がほぼ揃っている。

15年前に多摩市に移住してきた副代表の鳥居 俊平太さんは「多摩市は都心からのアクセスも良くて、自然の風景と都市の風景がどちらも撮影できる環境が整った街です。制作側の作品作りにかける熱意を理解しつつも、市民の目線・気持ちを大事にし、ともに満足できるロケが行われるよう支援すること、出来上がった作品・番組を通じて、多摩市のシティセールスに繋げることが私達の課題です」と話した。

いつか多摩を舞台にした作品を

たまロケは設立当初から「永山フェスティバル」に、5年前からは「せいせき地域ふれあいフォーラム」にも参加。今年は「多摩センターこどもまつり」で、子供たちの「撮影体験ワークショップ」を開催し、人気を博している。

もともとは趣味で映画作りをしていたこともあり、ものづくりの現場にいることがすごく楽しいと語る鳥居さんは「 『ロケの街「多摩」テレビ・映画で出会う街』のスローガンを前面に出して、いつの日か多摩丘陵の自然と計画された街並みが融合した、多摩市ならではのロケーションを活かしたオープンセットタウンみたいなものが作れたら面白いでしょうね。そこで、多摩を舞台にした作品作りに関われたらサイコーのシティセールスになりますね!」と笑顔で今後の夢について話した。

映画やテレビドラマの撮影現場は平日土日関係なく、早朝から深夜まで行われているため、体力勝負という面が大きい。それ以上に感じたのは、良い作品を作って地元を盛り上げたいという「たまロケ」の皆さんの心意気と覚悟だった。

団体名
たまロケーションサービス
住所
東京都多摩市鶴牧1-1-5 グランオーク1F
電話番号
042-400-1706
URL
http://tamaloc.com/
柴田 孝司

たまロケーションサービス 代表

鳥居 俊平太

たまロケーションサービス 副代表


丘のまち物語/INTERVIEW ISSUE

多摩で暮らす人たちに軸を据えて、その暮らしぶりや思いなどを語ってもらいます。

たまロケーションサービス 

多摩市のフィルムコミッション「たまロケーションサービス」代表の柴田 孝司さんと副代表の鳥居 俊平太さんにお話を伺った。
...read more

KAOFES 

今年で6回目となる「KAOFES(カオフェス)」の実行委員長を務める石山弘明さんにお話しを伺った。
...read more

apricot(アプリコット) 

南野の恵泉女学院大学の正門前にある人気のコッペパン専門店「apricot(アプリコット)」さんにお話しを伺った。
...read more

ベジフルキッチン トレーノ・ノッテ 

多摩センターにあるレストラン「べジフルキッチン トレーノ・ノッテ」を経営する㈱サニーワークスさんにお話しをお伺いした。
...read more

Kitchen SUNNY HEART 

京王•小田急多摩センター駅から徒歩10分のところにあるkitchenSUNNYHEART
...read more

未知カフェ ~TAMA REVIVAL~ 

多摩市の若者世代による新たなまちづくりの拠点「未知カフェ ~TAMA REVIVAL~」が2月23日にオープンした。
...read more

多摩市発のユニークなオリジナル文房具&雑貨「geodesign(ジオデザイン)」 

ユニークなオリジナル文房具や雑貨を生み出している(株)ジオさんにお話をお伺いした。
...read more

コワーキングCoCoプレイス 

「子どものそばで仕事がしたい」そんな思いを実現できる場所が多摩市にある。
...read more

サテライトオフィス「KEIO BIZ PLAZA」 

「働き方改革」が叫ばれている昨今、京王プラザホテル多摩2階にサテライトオフィス「KEIO BIZ PLAZA」がオープンした。
...read more

MUJI × UR団地リノベーションプロジェクト 

団地の新しい住み方「MUJI × UR 団地リノベーションプロジェクト」のご担当者にお話を聞きました。
...read more

ハロウィン in 多摩センター 

多摩センターの秋の風物詩「ハロウィン in 多摩センター2018」が今年も開催される。
...read more

Patisserie Boulangerie toi toi toi 

聖蹟桜ヶ丘駅を出て徒歩3分ほどの場所にあるPatisserie Boulangerie toi toi toi。
...read more

永山フェスティバル 

21回目を迎える「永山フェスティバル」が2018年9月22日(土)と23日(日)の2日間で開催される。
...read more

恵泉女学園大学 

多摩センター駅前からスクールバスで約7分。そこには、自然と静かに対話できる空間が広がっている。
...read more

多摩市若者会議 

多摩市では「多摩市若者会議」を昨年度より開催している。
...read more

桜ヶ丘ゴルフ練習場 

桜ヶ丘カントリークラブの隣にゴルフ練習場があるのをご存知だろうか。
...read more

せいせき桜まつり 

37回目を数える聖蹟桜ヶ丘の春の風物詩「せいせき桜まつり」が去る4月8日に開催された。
...read more

多摩市出身のJリーガー・東京ヴェルディ 田村直也選手 

多摩市をホームタウンとするサッカーJリーグクラブ「東京ヴェルディ」には多摩市出身の選手が活躍している。
...read more

杖道とアート 

400年以上前から続く、杖道(じょうどう)という武道があるのをご存知だろうか。
...read more

多摩センターイルミネーションのもみの木 

パルテノン大通りには高さ12mのクリスマスツリーが設置され、多くの人々を魅了している。
...read more

京王プラザホテル多摩 

今年創業27年を迎えた多摩センター駅前の京王プラザホテル多摩には
...read more

聖蹟サンタマラソン 

「聖蹟サンタマラソン」が2017年12月17日(日)に聖蹟桜ヶ丘の一ノ宮公園で開催される。
...read more

せいせきみらいフェスティバル 

今年で3回目となる「せいせきみらいフェスティバル」が2017年9月17日(日)に開催される。
...read more

E’s CAFE 

日本初の障がい者就労で運営するスポーツバー「E's CAFE」がオープンした。
...read more

TAMA映画フォーラム実行委員会 

「映画祭 TAMA CINEMA FORUM」は今年で27年目を迎えた。
...read more

京王ほっとネットワーク移動販売 

多摩ニュータウンのエリアのお買い物をサポートする移動販売車をご存知だろうか?
...read more

J Smile多摩八角堂 

豊ヶ丘にある「J Smile多摩八角堂」が賑わいを見せている。
...read more

新倉農園 

美味しい苺やブルーベリーの味覚狩りと体験農園が楽しめる新倉農園
...read more

ネコサポ 

「ネコサポ」というお買い物や家事の代行サービスをご存知だろうか?
...read more

ウルトラランナー井上真悟さん 

多摩市には常に過去の自分を越えようとする世界的なランナーがいる。
...read more

moi bakery 

天然酵母のハード系パンが人気の豊ヶ丘「moi bakery」
...read more

コンティ多摩センター 

コンティ多摩センターはこれまでの公民館や生涯学習センターとは一線を画した会員制の複合施設だ。
...read more

京王多摩センター駅 武田阿沙美さん 

京王多摩センター駅は今年3月からサンリオとのコラボで駅全体が大きく様変わりした。
...read more

ル・ププラン 

「ル・ププラン」では、素材にこだわったフレッシュなケーキを提供している。
...read more

Pizzeria La.Pala 

「ラ・パーラ」では、地場野菜を使った本格的なナポリピッツァやパスタなどが頂ける。
...read more

諏訪2丁目住宅マンション建替事業(Brillia多摩ニュータウン) 

多摩市諏訪2丁目に、「Brillia多摩ニュータウン」は建っている。
...read more

RISTORANTE YAMA 

閑静な住宅街にある「RISTORANTEYAMA」は、特に宣伝もしないまま、人づてにその評判が広がっている。
...read more

日本アニメーション 

昭和50年(1975)に設営された日本アニメーションは、数々のアニメの名作を生み出してきた。
...read more

「Art×多摩ニュータウン」 開発さん&水野さん 

ふとしたきっかけから始まるアートと街のつながり
...read more

青木農園 

「採れたての旬の野菜の美味しさ」を味わえる「青木農園」は、多摩市内を流れる大栗川沿いのすぐ近くにある。
...read more

永どんサポーターズクラブ 加藤さん 

地元永山の魅力を伝えるサイトから登場した「永どん」の生みの親の加藤さんに、その思いをお聞きした。
...read more

多摩子ども劇場 市川さん 

「多摩子ども劇場」は、子どもの文化活動を通して、豊かな地域を作り上げることを目指している。
...read more

cafe GARDEN 

聖蹟桜ヶ丘の「cafe GARDEN」は、地域活性化を目指している多くの人たちの活動の拠点となっている。
...read more

シーズネットワーク 岡本さん 

子育て中のお母さんたちで始めたサークル活動が地域で大きく花開いて、たくさんの人たちを幸せにしている。
...read more

ル・ジャルダンブルー 

見た目も美しく、美味しさにも定評のあるケーキを求めて、遥か遠方からお越しになるお客様も多い。
...read more

多摩市在住 萩原さん 

萩原さんは結婚後、多摩市を離れたものの「子育てに最適な街」と再認識をして家族と共に多摩市に戻ってきた。
...read more

AWkitchen 

見晴らしのいい丘にあるこちらのレストランでは契約農家から仕入れた野菜たっぷりの前菜とパスタが頂ける。
...read more

AFFIDAMENTO BAGEL 

自家製の天然酵母のベーグルは子連れの主婦や若い男性にも人気があり、一日200個前後が完売している。
...read more

木のおもちゃ チッタ 

「おもちゃコンサルタント」の資格を有する店主が厳選したおもちゃを直接、手に取って遊べるのが嬉しい。
...read more

木のひげ 

31年間、変わらぬ材料と製法で作られてきたシンプルなパンは噛むほどに小麦の香りと甘みを感じられる。
...read more