
2025年4月24日(木)〜27日(日)の4日間、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターA館8階のBBQ場横にて、「せいせき春のビールまつり」が開催されました。

2023年にスタートし、今回で5回目を迎えたこちらのイベント。
会場には京王線沿線や多摩地域から14か所のブルワリーが集結し、個性豊かなクラフトビールとビールにぴったりのフードが並びました。

開場時間前から多くの来場者が詰めかけ、会場内のスタンディングテーブルはすぐにいっぱいになるほどの人気イベントです。

中でも注目を集めたのは、明星大学と多摩大学の学生が共同開発したオリジナルビール「多摩の明星」です。

ショッピングセンターの屋上で育てた生ホップと、多摩産の黒いちじくを使用し武蔵野市の「26K Brewery」が醸造した限定ビールです。
フルーティーな香りと、生ホップならではのほろ苦さがバランス良く広がるベルジャンホワイトにブース前には長蛇の列ができていました。

ビールに合わせるフードも見逃せません。隣の「多摩大学 松本ゼミ&わさび食堂」ブースでは、多摩大学松本ゼミとわさび食堂が共同開発した「わさび焼き餃子」を限定で販売。

奥多摩産わさびパウダーを練り込んだ皮で、わさびの葉と茎入りの餡を包んだ限定メニューは、前回からさらに改良と試食を重ねて、皮はパリパリに焼き上がり、辛味と香り高さがクラフトビールにベストマッチでした!

フード店は京王百貨店やウェンディーズ・ファーストキッチン、三笠会館 聖せき亭、韓国家庭料理ジャンモなどがずらりと並び、ビールのお供にぴったりな料理を提供していました。

地元ブルワリーの顔ぶれも充実。
聖蹟桜ヶ丘に直営店を構える「10ants Brewing/GLaSS Hopper Brew Team」や、昨年、永山にできたばかりの多摩市初の醸造所「Bierernst」をはじめ、京王井の頭線の「マウンテンリバーブリュワリー」や、高尾駅の「高尾ビール KO52ブルワリー」など、京王線沿線の人気ブルワリーが一堂に集結していました。どのブースも人気でした。

イベント期間中は、来場者が気に入ったブルワリーにシールを貼って投票するイベントも実施され、最終日には最多投票を集めたブルワリーにオリジナル賞状が贈呈されました。

来場者の皆さんも、思い思いに各ブルワリーの地元愛あふれるクラフトビールやおいしいフードに舌鼓を打っていました。
このほか、明星大学人間社会学科の学生による「せいせきホップクイズ&スタンプラリー」や、はずれなしの「桜ひらひらビールくじ」など、ファミリーで楽しめる企画も実施され、ビール好きはもちろん、家族で訪れても大満足できる素敵な4日間でした。
公開日:2025年5月19日(月)