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「『まちづかいの声』からはじまる、これからの多摩センター」のワークショップイベントが開催されました

1月15日(日)にパルテノン多摩2階オープンスタジオで、ワークショップイベント「『まちづかいの声』からはじまる、これからの多摩センター」が開催されました。

これは令和4年7月から多摩市役所内外の若手中心のチーム(仮称:多摩センターの未来デザイン検討委員会)が、まちでどのように過ごしたいか、まちをどのように使いたいか、まちの声を収集し、その成果発表とこれからの活動についてのキックオフイベントでした。

「活動成果発表」に続いて行われた「学生アイディアピッチ」では、市内高校生・市外大学生の4つのグループから「まちづかいの声からはじまるこれからの多摩センター50年」をテーマにしたプレゼンが行われました。

高校生の部では、多摩センター駅周辺でのアンケート結果をもとにカフェや子どもの遊べるスペースの提案や、多摩市の遊歩道と公園を使用した教育散歩プラン、行政側と市民との間で公園に期待していることに違いがあるとの調査結果が発表されました。
大学生の部では「多摩’s be ambitious(多摩市民よ大志を抱け)」をテーマに、ノルウェーの「選挙小屋」をモチーフにした「すわ選挙小屋」を設置するアイディアなど、これまでの型にとらわれない自由な発想の発表が多く、参加者の皆さんも大きな関心をもって聴いていました。

この日のプレゼンの内容はその場でイラストとともに分かりやすく要約され、会場内でシェアされていました。

プレゼンの後は、いくつかの小グループに分かれ、出されたアイディアを基に具体化や地域実装に向けてディスカッションをする「アイディアフォークダンス」が行われました。

イベントに参加した市民の皆さんも加わり、前半と後半でメンバーを入れ替えながら、進められました。

参加した大学生は「高校生の時はこのようなまちづくりに参加する環境がなくて、企業に入らないとまちづくりに参加することが出来ないと思ってたので、アイディアを発表した時の、皆さんからの反応が嬉しかった。自分も発言して良いんだなと思える機会だったと思います」とイベントの感想を話していました。

午後からの第2部では「まちのつかい方を考えよう!」として、これからの多摩センターでやってみたいことなどのアイディアを募集する「まちづかいワークシート」が行われるなど、1日を通して多摩センターの新たな「まちのつかい方」について、誰でも話し合えるイベントとなりました。

この先は、こうしたアイデアをどのように実現して、新しい多摩センターのまちのつかい方を形にしていくかに取り組んでいくそうです。高校生や大学生が一生懸命考えたものがキッカケになり、発案した皆さんと共に実現していく取り組みが多摩センターで行われると思うとワクワクしてきますね。

今後の活動の模様は「多摩センターの未来デザイン検討委員会(仮称)のnote」などで発信される予定です。