桜美林大学 多摩アカデミーヒルズの大学祭「TAMA祭」が開催されました
「桜美林大学 多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス)」にて、航空に特化した初となる大学祭「TAMA祭」が2024年5月25日に開催されました。
桜美林大学 多摩アカデミーヒルズで開催
こちらは「航空のスペシャリスト」を育成する航空・マネジメント学群がある「桜美林大学 多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス)」で開かれる大学祭です。2023年に竣工した新館・提撕館(ていせいかん)」で開かれました。
入口入ってすぐのところには日本航空(JAL)の旅客機の模型が展示されていて、この日はパイロットやCAの制服を着用して、記念撮影も体験出来ました。
そのすぐ隣のブースでは日本航空(JAL)の公式グッズを販売していました。
JALの旅客機を型どったキーリングやクリアファイル、エコバッグなどが販売されたほか、
JALの国内線ファーストクラス茶菓に採用されている「いもけんぴ」や、機内食用に開発されたカップ麺「うどんですかい」など、普段はなかなかお目にかかれない貴重なグッズが販売されていました。
2階フロアでは「管制シミュレーター」をはじめ、
実際のパイロット席を再現した飛行訓練装置「FTD / Flight Training Device」などが公開されていました。
エアバスA320の運行を体験できるトレーニング設備を使用して、パイロットがどのように安全運航しているのかを体験しながら学ぶサークルの展示も。
こちらでは事前予約制でパイロット訓練生による「操縦体験コーナー」も体験できました。
パイロット訓練生がエンジン出力を調節し、体験者は操縦桿をもって離陸と着陸のシミュレーションを体験します。
実際にやってみると、操縦しながら機体の傾きや高度など確認するところがいくつもあり、命を預かる大変な仕事だなということを実感しました。
こちらの「鳥人間サークルciel」の展示では、今年「鳥人間コンテスト2024」に初出場する機体「ciel 01」の主翼の一部が展示されていました。
鳥人間コンテストの出場資金や活動資金は、クラウドファンディングで支援を呼びかけ、約120万円が集まったそうです。
機体の一部は他チームの廃材などを再利用して、コストを削減しながら製作したそうです。
今年のパイロットを務めるのは真島大輝さん。「ciel 01」の完成形の模型を持って取材に応じてくださいました。
今は直前に迫った「鳥人間コンテスト」に向けて、フライトの練習や体力づくりで大会に備えているそうです。
初出場は緊張すると思いますが、思い切ったフライトでみんなを驚かせてほしいですね!
今年初めて開催された「TAMA祭」は地元地域の人々だけでなく、航空ファンも多く訪れ、普段はなかなかできない航空体験を楽しんでいました。