“くらしに、いつもNEWを”ニュース くらしをもっと豊かに、もっと快適にするための多摩市の取り組みをご紹介します。

SNSでシェアする  

一橋大学×多摩市 「多摩市 未来洞察(未来シナリオつくり)調査研究」

一橋大学データ・デザイン・プログラム(DDP)の学生が、多摩市の協力を得て「2030年の郊外都市」の在り方について3つのシナリオを考えました。学生たちの描いた未来をぜひご覧ください。

■本事業について

多摩市は市制施行50周年を令和3年11月1日に迎えることを契機に、国立大学法人一橋大学データ・デザイン・プログラムと相互に連携・協力し、10~20 年後の近未来の多摩市の都市像について調査研究を実施していくことを目的とした協働連携の覚書を 2021 年 10 月 1 日に締結し、調査研究をスタートしました。

調査研究の結果「未来洞察(フォーサイト)」によって導き出された研究成果をまとめたものが本動画「2030 年都市 3 つの未来シナリオ」です。

■3つのシナリオ

シナリオ1 ~「駅近」から「家近」へ~
多摩市は“駅近”から“家近”へ。これまでの“駅”を中心とした「郊外都市」が、“家近型”のまったく新しい職住一体型の生活圏として発展していく。アフターコロナの時代、ワークライフバランスの理想のまちへ。

シナリオ2 ~地域コマースのプラットフォームで街全体が公園に~
多摩市の様々な公共サービスをつなぎ、多様な市民活動参加を見える化し、応援していく E コマース。スマホにアプリをインストールし、市の公共サービス利用やボランティア参加することでポイントがもらえ、また使うこともできる。市内の公園を繋いでオリエンテーリングすると「街全体が公園」のようなまちへ。

シナリオ3 ~多摩万博でオープンイノベーション~
アート、音楽、カルチャーイベント+産業展が街全体で開催。イベント名は「多摩万博(仮)」。日本版サウス・バイ・サウスウェストのように文化とビジネスがひとつになって新しいチャンス生まれるまちへ。

■未来洞察とは?
技術開発、企業経営、行政施策などに関する10~20年ほどの「中期」の未来について「多様な未来シナリオ」を構築し、戦略的な意思決定に資するためのワークショップ活動。欧米を中心に、1970年代から実施され、日本には1990年代から普及。近年はTOYOTA、IBM、KDDI、Panasonicなど多くのグローバル企業で実施。

■未来洞察の目的
10年程度先の未来を想定して、目の前の社会変化による不確実性に対して「社会変化シナリオ」を構築することで、その先の技術的の可能性について、オリジナルのサービスや研究などの「アイデア」を多く構築すること。

■タイムライン
令和3年10月1日:多摩市と国立大学法人一橋大学で「多摩市 未来洞察(未来シナリオつくり)」調査研究」に関する覚書を締結

令和3年10月3日:一橋大学国立キャンパスにて第1回ワークショップを開催

令和3年12月23日 :多摩市定例記者会見にて中間報告

令和4年2月16日~ :多摩市内でフィールドワークを実施

令和4年2月25日:「2030年の都市:3つの未来シナリオ」アニメーション作成開始

令和4年7月28日: 多摩市定例記者会見でアニメーション発表

■関連リンク
・一橋大学データ・デザイン・プログラム
https://hddp.jp/(外部サイトへのリンク)
・一橋大学DDPツイッターアカウント
https://twitter.com/ddp_hit(外部サイトへのリンク)
・YouTube多摩市公式チャンネル
https://www.youtube.com/@tokyotamacity

くらしに、いつもNEWを。