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Uratama vol.02

2025年9月に多摩センターの賑わい創出を目的にココリア多摩センターの東側ピロティを活用して行った社会実験「Uratama(ウラタマ)vol.02」を、11月15日(土)・16日(日)に実施しました。市内事業者がピロティで飲食や古着の販売、だるまの絵付けやアクセサリーづくりなどといったワークショップを展開し、普段使われていない場所での滞留空間づくりを行いました。
今回は、「Uratama vol.02」の企画運営者であるスタジオメガネの宮澤さん、ココリア多摩センターの運営会社である新都市センター開発㈱の木原さんのお二人にインタビューを行い、「Uratama」への思い、今後の多摩センターについてお話を伺いました。

インタビュー概要
⚫ 日時:2025年11月15日(土)午前11時
⚫ 場所:パルテノン大通り南側植栽“滞在型社会ウッドデッキ”にて

 

1. スタジオメガネ 宮澤さん(企画運営者)

「Uratama」の狙いについて(WHO、WHY)
Uratamaは漢字で書くと「裏多摩」となります。多摩NTは50年経ち、まちに余白が生まれているのではないかと。日常あまり目に止まらないような場所を可能性のある場所にできたら、このまちはもっと面白くなると考え、tumujiの市川さんと一緒に企画しました。
狙いは大きく2点あります。1点目は「多摩ニュータウンで暮らす人、育っていく人に訴求したい」ということ。2点目は「場の経済的価値づけ」。自身も多摩ニュータウン出身で、自分が育ったまちに文化度が高い人を増やしていきたいと考えています。特に、10代から20代の若い人が文化に触れる機会を増やしたい。と同時に、活動する人たちにとっては、ここでモノが売れるという価値も大事です。

「Uratama」第一弾と第二弾の違い
第1弾(2025年9月)は、新都市センター開発㈱さんからのお声がけがきっかけで企画しましたが、飲食販売などのハードルもあり様子を見ながらの開催となりました。今回の第2弾については、新都市センター開発㈱のご担当の方との信頼関係も深まり、自分たちで会場の設営なども進めることができました。

“面白い”まちにするために
多摩ニュータウンのエリアを対象とした活動に対する資金面や、許認可手続きの緩和などの支援制度があるといいと思います。現状はやりたいことがあっても、許認可手続きなどのハードルで諦めてしまうことが多いです。やりたいことを実現したいと考える若い世代が我々の周りにも増えており、感度が高い人が参加できるニーズがあります。そうしたプレイヤーが活動しやすい仕組みや場の環境について、多摩市役所や商業施設などの会社がそれぞれの役割からサポートしてほしいなと。

 

2. 活動“場”の支援者:新都市センター開発㈱の木原さん

ココリア多摩センターのピロティの活用
自社が管理運営する商業施設「ココリア多摩センター」のピロティの活用について目を向けている、と語るのはココリア多摩センターの運営会社、新都市センター開発㈱の木原さん。
あまり利用されていない場所を活用して、均一的な多摩センターの空間に凹凸を創りたい、凹凸の付け方として多様な活動や文化が混ざった空間づくりを目指したい、と考えています。今回は前回の第1弾に比べこの点が濃くなっています。こういった活動を、場の管理者として支援していきたいと思います。

“面白い”まちとするために
“Uratama”のような活動を受け入れるにあたり、どうやったら使いやすくなるか、活動していただく方と共に考え、この場所以外にも波及させると面白いと思います。凹凸により商業施設と公共空間が一体(混ざった)となった空間を増やしたい。
また、宮澤さんもおっしゃっている通り、継続するためには場の経済的価値づけも非常に大事です。将来的には、商業事業者として、ユニークなプレイヤーが商業テナントとしても居着いてくれるようになって欲しいし目指したいです。

 

3. まとめ(効果)

今回の“Uratama”は、前回に比べ、飲食販売についてキッチンカーでの出店としたことで、許認可手続きによる開催準備の負担を軽減するとともに、企画内容では、前回に引き続き地元ブリュワリーのクラフトビール販売のほか、地元アーティストによるアクセサリー製作や“だるま”の絵付け、シルクスクリーンによるTシャツ作りなどのワークショップ、更には古着販売や、DJブース、中国楽器の演奏等の出店・出展など、主催者が描く“多摩ニュータウンならではの文化的な発信”において狙いどおりの企画となっていました。
またココリア多摩センター内の“無印良品店”から、椅子など軽量な什器の提供や、ワークショップで活用するTシャツ販売といった連携も行われており、商業施設と一体となって活動を盛り上げていく様子も見られました。
日常的な小規模な活動であっても参加を希望するプレイヤーが活動しやすい場の環境づくりについて、どのような支援ができるか。工夫しながら公共と民間が共に検討を進め、まちに必要なことを整理していくことが大事と感じています。

前列:一級建築士事務所・スタジオメガネ/宮澤祐子さん、横溝惇さん 後列:TAMA tumuji WERKS./市川さん

左:一級建築士事務所・スタジオメガネ/宮澤祐子さん 右:新都市センター開発(株)木原賢二さん


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