子ども・若者・子育て世帯のためのフェス「 たまこどもフェス2024 」が、8月25日(日)に行われました 。「たまこどもフェス2024」は、市内幼稚園・保育園・児童館や子育て関連施設等が連携したイベントで、保護者が幼稚園・保育所の先生などの話を聞き、子育ての相談をしていたり、子どもが思いっきり遊んでいたりと様々な内容がありました。会場は、永山駅周辺の公園や施設の3会場を広々使って催され、実際に子どもと一緒に参加してきました!
1つ目の会場は、永山北公園。暑さにも負けず元気な親子連れがたくさん遊びにきていました。
市内の児童館主催の水遊びエリアでは、水着姿で元気にはしゃぐ子どもたちの姿に周囲で見守る大人たちもみんなニコニコ。
消防団による放水体験やポンプ車乗車体験も大人気でした🚒
2つ目の会場は、グリナード広場。多摩子ども劇場や多摩消防署、中央大学、多摩大学などが企画する体験やゲームが行われていました。
この会場では、グリナード夏まつりが同時開催されており、シャボン玉やけん玉、ビーチボールを使ったスイカ割り、模擬店などに子どもたちは夢中でした。
3つ目の会場、ベルブ永山内にある永山公民館へ移動。ベルブ永山は、永山駅から徒歩3分の場所にあり、永山図書館なども入っている複合施設です。
喫茶れすとでは通常メニューの他、たこ焼き、焼きそば、ピクニックBOX、駄菓子など、お祭りメニューを限定販売。
永山公民館会場では、館内をスタンプラリーしながら回る”たこフェスクエスト”が大人気。多摩市立児童館のイメージキャラクターの「あそんじゃ王子」が、各チェックポイント(部屋)で課題(子ども・子育てにまつわる質問)を出し、正解するとシールが1枚もらえます。全部で10の課題をクリアするとゴール!先着1000名限定のお宝がもらえます。小学生も未就学の小さな子どもたちもみんな楽しそうに建物内を巡回し挑戦していました。
「なんさいですか?」
「あなたが通っている保育園、幼稚園の名前を教えてください」
「多摩市にはいくつ児童館がありますか?」などの課題がありました。
じゃんけんして勝ったらシールがもらえるというチェックポイントもありました。
こちらのお部屋は、多摩市内の幼稚園を紹介するお部屋。
市内の全9園の特色を紹介するパネル展示や動画の閲覧ができる他、幼稚園での遊びを体験できるコーナーがありました。
新聞紙プール、金魚ヨーヨー工作、リトミック(音楽に合わせてトランポリン)、紙芝居など、子どもたちの楽しいが詰まった空間でした。
すぐ隣の認可保育所を紹介するお部屋では、給食レシピ紹介やおやつの試食ができました。
試食させてもらったドーナツ2種類。(かぼちゃドーナツとプレーンドーナツのお砂糖がけ)
続いては、5階の音楽室にあるこども食堂ゾーン。
1回50円で挑戦できる「おかしすくい」に大喜びの子どもたち。ビニールプールに駄菓子がいっぱい。
その上、お菓子や飲み物の無料のお土産までもらえて大満足の子どもたち。
科学室が飲食可の休憩スペースとして開放されており、おやつを食べながら一休みしました。
休憩後、たこフェスクエストのゴール、ベルブホールへ。全チェックポイントをクリアしたお宝として、限定の缶バッジをもらいました。
そのままベルブホールで工作ワークショップに参加。昨年、大人気で早々に受付終了になってしまった「おさんぽアニマル」ワークショップ。
風船に紙で作った足や耳をつけ、シールやペンで目や鼻をつけます。可愛い😍
丁寧に作り方を教えてもらい・・・
完成!出来上がり。
出来上がった「おさんぽアニマル」と一緒にお散歩。本当に生きているかのように連れて歩く子どもの想像力と再現性に感心しました。
他にも、「ダンボールでまちづくり」ワークショップ。自分の好きなダンボールを2つ選び、お家やお店を作ります。ハサミやダンボールカッター、のり、テープ、色セロハン、折り紙、ペンなど、道具も色々準備されており、子どもが作りたいものを大人がサポート。
最後に番地を貼り付け完成。せっかく作ったダンボールハウスを置いて帰るのは名残惜しいですが、素敵な街並みの一部としてどの作品も個性豊かに輝いていました。「自分の手で街をつくる」「自分も街の一部である」ということを擬似的に体験できる素敵な企画でした。
ワークショップを終え、ベルブホールの外に出ると、ダンボールと色セロハンを使った小道具と一緒に写真が撮れる記念写真スポット。
ステンドグラスのように光を通し、地面に映る色とりどりの影が美しかったです。
その後も、認証保育所主催のゲームコーナーで輪投げやボール投げを楽しんだり、一向に帰りたがらない子どもたち・・・大人は1日がかりのイベントにヘトヘトでしたが、ところどころに座れる椅子が置いてあったので大変ありがたかったです。その間も、保育士の皆さんが、とても優しく子どもたちと関わってくださいました。
少子化と言われる時代ではありますが、子どもたちの元気と笑顔、そして子育てを応援してくださる施設やそこで働く方々の優しい眼差しや温もりに溢れた、子育てへの希望を感じる「たまこどもフェス2024」でした。