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夕暮れの諏訪団地がにぎわいの舞台に。第二回「風の森バザール」夜市開催。【前編】

7月18日(土)、諏訪第七公園と諏訪名店街を会場に、「第二回 風の森バザール」の夜市が開催されました。前回2月に開催された際には、4,000人もの来場者で賑わった「風の森バザール」。今回は初日に「夜市」、2日目に「朝市」を開催する2日間のイベントとして行われ、この日は夕暮れから夜にかけて、地域の人たちが思い思いの時間を楽しみました。

当日は夏空が広がり、日差しの強さを感じるほどの好天に恵まれました。会場には地域のお店やキッチンカー、ワークショップ、ステージ企画などが並び、普段は穏やかな時間が流れる公園や商店街が、多くの人々の笑顔と会話で彩られていました。

夕涼み「夜市」がスタート!

イベントの始まりは、諏訪第七公園の「森のステージ」で行われた開会式です。
風の森バザール実行委員会の神永大輔さん(尺八奏者・「風とキャラバン」オーナー)、伊藤千夏さん(風の森バザール実行委員長・諏訪名店街を愛する油絵クリエイター)の挨拶の他、永山のシンボルキャラクター「永どん」やローカルヒーロー「紅蓮覇王アルス」もステージに。登場の際には歓声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。これから始まる夜市への期待感に包まれながら、多くの来場者がステージ前に集まり、思い思いにイベントのスタートを楽しんでいました。

左:永どん 右:紅蓮覇王アルス

地域の魅力が集まった諏訪第七公園

今回の会場となった諏訪第七公園や諏訪名店街が位置する諏訪・永山地区は、多摩ニュータウン開発の起点の地として知られています。
木々の緑に囲まれた公園内には広場やベンチが設けられ、子どもたちの遊び場としてはもちろん、地域の皆さんの散歩や休憩の場としても親しまれていて、多くの人が行きかいます。
この日は、普段の穏やかな公園の雰囲気とは少し違い、飲食や物販のブースが並び、ステージの周りには多くの来場者でにぎわい、公園全体が一つの大きな交流の場となっていました。
諏訪第七公園の魅力は、自然を感じながらゆったりと過ごせることだけではありません。隣接する諏訪名店街や周辺の住宅地と一体となり、地域の人と人とをつなぐ場所としても大切な役割を担っています。

夕涼みとアイリッシュ音楽に包まれた幻想的な夜

「風のひろば」では、アイルランドの伝統音楽の生演奏やアイリッシュダンスが行われました。なかなか聞ける機会が少ないアイルランド音楽セッションも多くの来場者が輪を作り、聞いていました。生演奏ならではの迫力ある音色が夏の夕暮れに響き渡り、公園全体が一体感に包まれました。会場を訪れた人たちは、生演奏を楽しんだり、リズムに合わせて手拍子をしたりしながら、アイルランド音楽を満喫していました。


アイルランド音楽セッションの後には、同じ「風のひろば」でアイリッシュダンスが行われました。
アイリッシュダンスは、子どもから大人まで気軽に参加できるプログラムです。「見るだけ」ではなく「一緒に楽しむ」ことができるのも魅力の一つ。初めて参加する人も、アイルランド音楽の生演奏に合わせて自然と輪の中に加わり、参加者同士が交流しながら楽しんでいました。

年齢や参加経験を問わず、一緒に踊り、一緒に笑い合う光景は、地域の人と人とのつながりを大切にする「風の森バザール」らしさを感じさせます。こうした一体感のある時間は、今回の催しを象徴するプログラムの一つとなっていました。

日が傾き始めるにつれて、公園を吹き抜ける風も心地よくなり、会場にはゆったりとした時間が流れます。生演奏やダンス、来場者同士の交流が織りなす空間は、まさに”夕涼み”を楽しむ夜市ならではのひとときでした。

多摩地域の”おいしい”と”おもしろい”が集まった20の出店

 

会場には、多摩産食材を使った焼き菓子やこだわりのむしパン、採れたての原木しいたけ、旬の夏野菜、個性豊かな雑貨など、地域の魅力が詰まった16店舗が出店しました。

「風の森バザール」も終盤に差しかかった頃、お腹を満たそうと立ち寄ったのが、「笑みまる結び」さんのキッチンカーです。
今回いただいたのは、その名も「ぽりぽりタイガー」。一口頬張ると、その名前の理由がすぐに分かりました。

だし汁しょうゆで味付けされたご飯に、韓国のりとたくあんを合わせた一品で、噛むたびにたくあんの“ぽりぽり”とした食感が口の中に広がります。
香ばしいのりの風味と、ほどよい塩気のあるご飯、そしてたくあんの食感が絶妙なバランス。一口、もう一口と夢中で、気づけばあっという間に食べ終えてしまいました。
どこか懐かしさもありながら、ほかではなかなか出会えない組み合わせで、一度食べたらやみつきになる味わい。風の森バザールの会場内で景色を楽しみながらいただくのにもぴったりな、おいしいおむすびでした。

 

夏の夜を楽しむ、新しい地域の風景

19時を過ぎると、西の空に残っていた明るさもゆっくりと消え、キッチンカーや会場を彩る灯りが、より印象的に感じられるようになりました。昼間とはまた違った表情を見せる夜市らしい雰囲気になりました。
交流を楽しむ人、食事を囲む人、音楽に耳を傾ける人。ベンチや公園の真ん中に用意された誰でも自由に使える休憩スペースでは、ゆったりと過ごす姿が多く見られました。
子どもたちの笑い声、キッチンカーから漂う香り、聞こえてくる音楽。さまざまな要素が重なり合い、公園全体が温かな空気に包まれていました。

地域のお店や住民、出演者、来場者が自然につながり、諏訪のまち全体が一つの広場のように感じられた今回の夜市。
夕暮れから夜にかけての特別な時間は、多くの人にとって夏の思い出の一コマになったのではないでしょうか。

翌日の「朝市」では、また違った表情を見せる「風の森バザール」。その様子は後編に続きます。

◉開催概要
日時:2026年7月18日㈯15:00-21:00・19日㈰8:00-14:00
場所:諏訪第七公園・諏訪名店街(東京都多摩市諏訪5丁目)
主催:風の森バザール実行委員会
風の森バザールInstagramアカウント

●7月19日㈯開催の「風の森バザール」朝市の様子↓
朝の公園に笑顔が集まる。第二回「風の森バザール」朝市開催。【後編】