多摩市内の各地で伝統行事「どんど焼き」が開催されました
2018年1月19日 まち歩きレポート
無病息災と五穀豊穣を願う小正月の伝統行事「どんど焼き」が多摩市内の各所で開催されました。1月14日(日)に多摩市中沢の高岸公園で開催された「どんど焼き」には多くの方が参加しました。
公園内に建てられた大きなやぐらには地域住民の皆さんが持ち寄った正月の松飾りやしめ縄、書初めなどが多く納められました。
とっぷり日が暮れた午後5時30分に点火。
地域の皆さんがしめ縄に着火した火をやぐらに移していきます。
移した火はもの凄い火力で一気にやぐらを覆い尽くし、参加した皆さんからは大きな歓声が上がりました。
火が落ち着いたところで、やぐらの前に設置していた小さなやしろを阿部裕行多摩市長と地域住民の代表によってやぐらに納めました。
やぐらの火はさらに燃え上がり、その火力はやぐらに近づけないほどの熱さでした。
火がおさまってきたところで参加した皆さんには繭玉が提供されました。
みなさん、長い木の枝に繭玉をつけて、やぐらの火にかざして焼いてました。
この日の気温はわずか4℃。
参加した皆さんはどんど焼きで暖をとりながら焼いた繭玉を頬張り、今年一年の無病息災と五穀豊穣を願いました。