朝の公園に笑顔が集まる。第二回「風の森バザール」朝市開催。【後編】
第二回風の森バザールの2日目となる7月19日は、「朝市」が開催されました。会場となった諏訪第七公園には朝から多くの来場者が集まり、爽やかな一日のスタートを楽しみました。前日に続いて天候にも恵まれ、夏らしい青空の下、地域の魅力が詰まった催しが繰り広げられました。
朝市の人気企画”ポニーとのふれあい体験”

朝市の人気企画のひとつが、ポニーとのふれあい体験です。
会場には小さなポニーが登場し、乗馬体験やエサやり体験を実施。前回も人気だった乗馬体験は、当日抽選で行われ多くの親子連れが参加を希望して行列を作っていました。
普段はなかなか触れ合う機会のないポニーを前に、子どもたちは興味津々。間近で動物に触れあえる体験は、素敵な夏の思い出になりました。お子さんがポニーに乗る姿を収めようとスマートフォン片手に撮影するお母さん・お父さんの姿も見られ、記念撮影を楽しむ様子が印象的でした。
多彩なステージが朝市を盛り上げる


森のステージでは、多摩市・関戸で活動する「三丁目の家」の読み聞かせからスタートし、ご当地ヒーロー「多摩ニュータウンマン」やローカルヒーロー「紅蓮覇王アルス」といった地域で活躍するヒーローも登場しました。
ヒーローショーでは子どもたちの元気な声援が響き、会場は大いに盛り上がります。

さらに、主催の神永大輔さんによる尺八演奏とのコラボレーションも実現しました。
高校1年生のシンガーソングライター・Yuzukiさんによるウクレレライブでは、和と洋の楽器が織りなす音色が朝の公園に心地よく響き渡ります。
続いて行われたTAMON(タモン)さんによるギター弾き語りライブでも、伸びやかな歌声とギターの音色に尺八が重なり、ここでしか味わえない特別なステージが繰り広げられました。
その後のベリーダンスパフォーマンスでは、子どもから大人まで幅広い世代の出演者が華やかな踊りを披露。ここでも神永さんの尺八による生演奏との共演が行われ、普段はなかなか目にすることのできない組み合わせに、多くの来場者が見入っていました。

ステージのラストには、「古今樂明座」による和太鼓の演奏が行われました。迫力ある和太鼓の響きが公園全体を包み込み、その力強い音色に多くの来場者が見入ります。演奏が進むにつれて自然と会場の熱気も高まり、来場者からは大きな拍手が送られました。朝市の締めくくりにふさわしい圧巻の演奏でした。
地域のお店や出店者との出会いも楽しみのひとつ
朝市では、前日の夜市以上に多くのキッチンカーや出店が並びました。
焼きたてのお団子を販売するお店や、キッチンカーに設置された薪窯でその場で焼き上げるピザのお店、暑い日にうれしいかき氷やドリンクを販売するお店など、多彩なグルメが来場者を迎えます。
また、地元の多摩大学附属聖ヶ丘高等学校の生徒たちによるフランクフルト販売のブースも出店。元気よく来場者に声をかける姿が見られ、会場のにぎわいづくりに一役買っていました。
会場を歩いていると、おいしそうな香りに誘われてしまいます。家族や友人と食事を楽しむ人たちが多くみられ、思い思いに朝市を満喫していました。
出店者との会話から新しいお店を知ったり、地域で活動する人たちとのつながりが生まれたりするのも、地域イベントならではの魅力です。買い物や食事を楽しむだけではなく、人と人とが出会う場となっていることも、風の森バザールの大きな特徴だと感じました。
朝市で味わう、やさしい甘さの蒸しパン
会場を歩いていると、おいしそうな蒸しパンが並ぶ「私のむしパン」さんのブースを発見。他の市内のイベントでもおなじみのお店です。
今回いただいたのは、人気No.3の「瀬戸内レモンクリーム」。ふんわりとした軽さの中に、もっちりとした食感も感じられる蒸しパンで、一口食べると爽やかなレモンクリームが広がります。クリームもたっぷり入っていて、見た目以上の満足感がありました。
店頭には甘い味だけでなく、「高菜明太マヨネーズ」や「キーマカレー」など、食事としても楽しめる蒸しパンがずらり。20種類近くの蒸しパンが並び、どれにしようか迷う方も多くみられました。
朝市の散策を楽しみながらいただく蒸しパンは、心もお腹も満たしてくれる一品でした。
地域のみんなでつくるお祭り
今回の風の森バザールを訪れて感じたのは、「地域の人が主役のお祭り」であることです。
主催する風の森バザール実行委員会の伊藤さんと神永さんは、多摩地域のさまざまなイベントを巡り、「このお店に来てほしい」と思う出店者へ自ら声を掛けて回ったそうです。地域の人たちに楽しんでもらいたいという思いが、多くの出店者や出演者とのつながりを生み、今回の風の森バザールへとつながりました。
その地道な努力に刺激されて、これだけ多くの出店・出演者が集まったのだと思います。
もちろん、イベントは実行委員会や出店者だけでつくられるものではありません。
来場した子どもたちや家族連れ、地域の皆さん一人ひとりが、この場の雰囲気を楽しみながらイベントをつくり上げていました。
ステージに声援を送る人、出店者との会話を楽しむ人、新しいお店やお気に入りの商品との出会いを楽しむ人。会場のあちこちで生まれる何気ない交流から、多摩ニュータウンらしい温かなつながりを感じることができました。
夜市と朝市、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、多くの笑顔と交流が生まれた2日間。
この2日間の諏訪第七公園と諏訪名店街には、顔の見える距離感がありました。人と人とのつながりを大切にする地域の温かさこそが、このイベントの一番の魅力なのかもしれません。
次回の開催も楽しみになる、そんな2日間でした。
◉開催概要
日時:2026年7月18日㈯15:00-21:00・19日㈰8:00-14:00
場所:諏訪第七公園・諏訪名店街(東京都多摩市諏訪5丁目)
主催:風の森バザール実行委員会
風の森バザールInstagramアカウント
●7月18日㈯開催の「風の森バザール」夜市の様子↓
夕暮れの諏訪団地がにぎわいの舞台に。第二回「風の森バザール」夜市開催。【前編】

