1. このページをSNSで投稿する:
  2. Twitter
  3. Facebook

第26回 永山フェスティバル2025に行ってきました!

今年も永山駅前に秋の訪れを告げる「永山フェスティバル」が開催されました。

9月20日(土)・21日(日)の2日間、グリナード永山・ベルブ永山・ヒューマックスパビリオン永山・プレゴ前広場などを会場に行われ、第26回目を迎えた今回のテーマは「昭和100年」。昭和の懐かしい音楽と令和の新しい風が交じり合い、音楽、体験、防災、食と、永山の街全体が祭りの舞台となり、世代を超えて楽しめる2日間となりました。

朝から駅前には屋台やテントが並び、焼きそばやたこ焼き、綿菓子などを手に歩く人々の姿があふれ、まち全体が祭りの空気に染まっていました。地域団体やボランティアのブースも立ち並び、買い物や交流を楽しむ人で賑わいを見せます。

 

永山フェスティバルは環境への取り組みも進んでおり、昨年に引き続き「リユース食器」が導入され、使い終えた食器を返却する仕組みが整えられています。

会場には分別ごみ箱が設置され、来場者が自然に環境に優しい行動をとれる工夫が見られました。

市民が楽しみながらエコを実践できる場になっているのも、このフェスティバルの魅力のひとつです。

そして「永山フェスティバル」といえば音楽 ♪ 今年も4つのステージには、吹奏楽や合唱、ダンス、フラ、ジャズ、太鼓など、2日間に渡り約80もの市民団体が登場しました。

一番大きなグリナード広場ステージでは、一生懸命歌う子どもたちに、会場からひときわ大きな拍手。

地域で活動する吹奏楽バンドが懐かしの歌を披露すれば、観客も一緒に歌い踊る盛り上がり。年齢や立場を超えて、音楽と笑顔でひとつになれる時間でした。(上写真:かしのきバンド)

ベルブ永山5階のベルブホールのステージは、音響だけでなくライティングも本格的。(上写真:larkspur)

演じる側も観る側も皆さんイキイキ楽しそう。特にステージ後の晴れやかな笑顔が印象的。

永山駅改札横のうぇるかむ広場ステージも盛り上がっていました。

 

プレゴ前ステージ横の広場では、子どもたちに大人気のゆるキャラ「永どん」も登場。写真撮影やハグで、笑顔の輪を広げていました。

多摩消防署による消防イベント、地震体験コーナーも大きな注目に。

「この起震車は震度2から7まで8段階の地震発生時の状況を体感することができる訓練用の特別車両です。東京消防庁に1台のみですので、申請しても他地域と重なるとなかなか来てもらえません。今年は抽選で実現しました。」と多摩消防署予防課の星山さん。

体験者の年齢に合わせて震度が設定されます。小さな地震の揺れから戻ってきたお子さんが「じしんこわかったね、でもつくえにかくれたからだいじょうぶだったね」と誇らしげに話す姿に、会場の大人たちも思わず笑顔に。

ステージの賑わいと並んで人気を集めていたのが、ベルブ永山やグリナード永山での屋内展示やワークショップ。健康相談や介護体験、絵手紙やメイク体験など、訪れた人が気軽に参加できる企画が用意されていました。地域の活動を知るきっかけにもなり、「来年は自分も参加してみたい」と語る声も。

 

 

雨が降る時間もありましたが、それさえも人々の笑顔に変わり、思い出の一幕となりました。永山フェスティバルを支えているのは、実行委員会やボランティア、出演団体、市民一人ひとりです。

「昭和100年」という節目を祝いながら、世代を超えて笑い合うこの二日間は、単なるイベントではなく、市民がまちを誇りに思う瞬間をつくり出す場となりました。今年もまた、新しい季節の幕開けを鮮やかに彩り、地域のつながりと支え合う力を再確認できる時間となりました。