いつもの児童館で特別な夜を!「夜の児童館」に潜入!

2025年3月19日(水)、落合児童館で「夜の児童館」が開催されました。普段は、18時で閉館する落合児童館がこの日は特別に2時間延長し、20時まで開館! いつもの児童館とは違う雰囲気の中、子どもたちや保護者が思い思いに「夜の児童館」を楽しみました。
児童館は「子どもが遊ぶ場所」だけではありません。子どもが安心して過ごせるのはもちろんのこと、保護者同士が出会い、つながることができる地域の大切な居場所の一つです。
敷居を低くして、気兼ねなく行ける居場所として「児童館」があり、子どもも大人も関係なく、児童館を居場所の一つとして考えてもらえるよう、親子や友だちとの夕ごはん、キャンプファイヤーなどを通して、大勢で楽しめる時間にしました。
●みんなで食べる温かい夕ごはん
イベントのスタートは、お楽しみの夕食タイム。多摩市諏訪で子ども食堂を運営する「ハーモニーカフェ」さんが、おいしいお弁当を用意してくれました。子どもたちは無料、大人は300円で提供される温かい食事は、大人気!

「こうやってお友だちと食べると楽しい!」と話す子もいて、食事の時間が交流の場にもなっていました。中には、家族みんなで”児童館で夜ご飯を食べる特別感”を楽しみながら、和気あいあいとした雰囲気で部屋全体で和やかな時間が流れていました。
●夜の屋外で特別体験!
食事を楽しんでいる間、児童館の屋外スペースでは児童館職員の手により、キャンプファイヤーの準備が進められていました。
18時30分~ キャンプファイヤースタート
キャンプファイヤーを楽しみに外に出ていた人たちにとっても待ちわびた瞬間。炎が付いた瞬間、「おお~!」と歓声があがりました。
ゆらめく炎を囲んで、おしゃべりしたり、児童館の職員が用意した木材を炎に投げて遊んだりと、普段はできない体験に子どもたちは大興奮!
そして、キャンプファイヤーといえば欠かせないのが、焼きマシュマロ。割り箸に刺したマシュマロを火であぶると、表面がこんがりとろけて、甘くて香ばしい香りが広がります。「見て!上手に焼けた!」という声もちらほら。「近づきすぎないでね!」「気を付けてね!」と声を掛け合いながら、親子や友だち同士でワイワイ楽しんでいました。
●いつもと違う夜の児童館でさまざまな過ごし方を!
保護者だけでキャンプファイヤーを囲っておしゃべりしていたり、親子で一緒に過ごしたり、児童館で遊ぶ子どもたちからは「夜に児童館にいるのが不思議な感じ」「もっと長く開いてたらいいのに!」と大好評!
保護者の方からも、「翌日が祝日(3月20日春分の日)なのがありがたい!」と声が聞かれました。
普段とはちょっと違う特別な夜を遊び尽くした子どもたちも20時に近づくにつれて、保護者と一緒に児童館を後にしました。
20時を過ぎて、いつもの閉館後の静けさに戻った児童館。
「いつもより開館時間が2時間延びた」だけではない、友だちと長く遊べる喜びや子どもたちと過ごす時間、保護者同士で楽しむおしゃべりなどさまざまな過ごし方ができる濃い2時間でした。
多くの笑顔が見られ、とても温かい雰囲気に包まれた素敵なイベントでした。
「児童館ってどういうところ?」「保護者も行っていいの?」——そんな疑問やハードルを取り除き、親子で安心して参加できる場として開かれた「夜の児童館」。また一つ、児童館が「身近な場所」になった瞬間を目の当たりにしました。
そして、6月21日(土)に落合児童館で再度「夜の児童館」が行われます!
また落合児童館で特別な夜の時間を過ごせるのが楽しみですね!
TOMHOUSE 落合児童館
所在地:多摩市落合6-5
利用時間:月~土曜日の9時~18時
休館日:日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)