vol.13

永どんサポーターズクラブ 加藤さん

今、住んでいるこの地域の魅力を発信したい!

 ここ1年くらいの間に、多摩市のイベントに登場するようになった「永どん」は、「地元・永山の魅力を伝えたい」という加藤さんたちの熱い思いがきっかけとなって、誕生した。今回は「永どん」の“生みの親”である加藤さんに、「永どん」誕生の秘話と地域活性化への思いをお聞きした。

映画好きが高じて、映像の世界へ

 現在、共同経営者と映像制作会社を経営する加藤さんは、若い頃から、映画を鑑賞するのが趣味だった。大学在学中は、実家のある山梨から月に一度は泊りがけで東京に出て来て、レイトショーも含めてまとめて7~8本の映画を鑑賞していた。
 大学4年になってからは「映画制作のワークショップ」にも参加するようになり、その活動は大学卒業時まで続いたという。「周りの同級生たちが“就活”で忙しい中、焦りは感じませんでしたか?」と問えば「特に感じませんでしたね」と微笑む加藤さんは、いい意味で自分のペースを守ることに長けているようだ。

偶然に導かれて、映像制作業界へ

 そんな加藤さんが、映像制作業の仕事に就くようになったのは、偶然が重なったお蔭だという。ある時、役者志望の友人が劇団のオーディションを受けるのに付いていった所、その劇団から「映像制作を手伝ってくれないか?」と声を掛けられて、色々と現場作業を手伝うようになった。その時の経験を振り返って、「最初は完全にボランティアでしたが、ここで色々と学べたことは、後になって非常に役立ちました」と感謝を示す。その後、現在の会社を興す為に、保険会社に約1年間勤務した際にも、チラシやパンフレットのデザインなどを一任されて、色々と勉強させてもらったという。

多摩市への転居と共に、大きな転機が訪れた

 保険会社に約1年間、勤務した後に、加藤さんは仲間と共に現在の会社を興した。その後、3人目のお子さんが生まれたのを機に多摩市永山に転居したことによって、大きな転機を迎えることになる。「自分たちの住む地域の為に何かしたい」と日頃から思っていた加藤さんは、市報に載っていた「多摩市自治推進委員会」のメンバーに応募して、月に1度の会合に参加するようになった。この委員会のメンバーの中に「多摩子ども劇場」の柴田さんがいたお蔭で、「NPO法人シーズネットワーク」の岡本さんや、宅配弁当店「キッチンぴっこら」で働く吉田さんなど、地域で活躍する人たちとより深く、より広く繋がれるようになった。委員会での活動は丸二年間続いたが、その時にご縁の出来た人たちとは、今でも密接な繋がりがある。

Facebookで「多摩・永山タウン」のサイトを立ち上げる

 さらに 上の子どもたちが通う幼稚園で知り合った、近所の内堀さんと家族ぐるみで付き合うようになり、その内に内堀さんのご主人と連れ立って飲みに行くようになった。二人に共通するのは「地元、永山をもっと盛り上げたい」「ここ永山地域の為に仕事をしたい」という思いだった。内堀さんがWeb関連の仕事に就いていたというのもあり、2013年10月に、facebookに地元の情報発信サイト「多摩・永山タウン」を立ち上げた。

「永山のキャラクター」=「永どん」の誕生

 約一年間、「多摩・永山タウン」のサイトで、地元の魅力を発信して来た所で、どちらからともなく「永山の魅力をアピールできるキャラクターを作ろう」という話になり、知り合いの女性デザイナーさんにお願いして、制作してもらったのが「どんぐりの木の精・永どん」である。「永どん」の由来は、市内の公園にたくさんあった「ドングリ」にヒントを得て、全体のイメージと名前を決定した。「永どん」が身に付けているポシェットは山桜をデザインしたもので、しっぽはイチョウの葉をモチーフにしている。「永どん」はしばらくの間、サイト内にひっそりと存在していたが、ある時、前出の「多摩子ども劇場」の柴田さんがfecebookで「いいね!」をした所、広く知れ渡るようになった。

動いている「永どん」を見て、感無量だった!

 そんな「永どん」がサイト上の画像から飛び出して、【多摩・永山タウン】のキャラクターとなったのは、2014年10月の「グリナード永山」の“40周年記念”のイベントがきっかけだった。イベントの主催者が「何かいいキャラクターはいないか?」と探していた時に、「永山には、既に、こんな魅力的なキャラクターがいますよ」と紹介してくれたのが「NPO法人シーズネットワーク」の岡本さんだった。
 イベントの時に、初めて動く「永どん」を目にした加藤さんは、感無量だったという。この時の感動を「『多摩・永山タウン』のサイトを立ち上げて、わずか2年後に『永どん』が誕生したのは、本当に夢の様でした」と振り返る。

動くこと、発信することが大切!

 加藤さんが会長を務める「永どんサポーターズクラブ」の会員は、現在5名である。メンバーには共にSNSを立ち上げた内堀さんに、柴田さん、岡本さん、吉田さんなどが名を連ねている。
 最近、「永どん」を通じた地域活動により、多くの人や企業との繋がりが広がって来ている。吉田さんが勤務する宅配弁当店「キッチンピッコラ」では、「7のつく日は永どんの日」と称して、売上げの一部を地域のNPOに寄付している。また「永どん」のLINEスタンプを販売した所、国内はもちろんのこと、マレーシアやインドネシアなどのアジア圏だけでなく、アメリカやオーストラリアなど、世界中から注文が届いているという。
 「永山」という一地域から、世界へ。壮大な夢を描く加藤さんたちの未来は、さらに明るく輝いていくことだろう。

URL
永どん
http://nagadon.jp/
永どんサポーターズクラブ
https://www.facebook.com/tamanagadon
多摩・永山タウン
https://www.facebook.com/NagayamaTown
加藤岳洋さん 会長

元来、映画好きの加藤さんだが、「最近は忙しくて、映画を見る暇もないですね」と超多忙な様子である。


丘のまち物語/INTERVIEW ISSUE

多摩で暮らす人たちに軸を据えて、その暮らしぶりや思いなどを語ってもらいます。

永山フェスティバル 

21回目を迎える「永山フェスティバル」が2018年9月22日(土)と23日(日)の2日間で開催される。
...read more

恵泉女学園大学 

多摩センター駅前からスクールバスで約7分。そこには、自然と静かに対話できる空間が広がっている。
...read more

多摩市若者会議 

多摩市では「多摩市若者会議」を昨年度より開催している。
...read more

桜ヶ丘ゴルフ練習場 

桜ヶ丘カントリークラブの隣にゴルフ練習場があるのをご存知だろうか。
...read more

せいせき桜まつり 

37回目を数える聖蹟桜ヶ丘の春の風物詩「せいせき桜まつり」が去る4月8日に開催された。
...read more

多摩市出身のJリーガー・東京ヴェルディ 田村直也選手 

多摩市をホームタウンとするサッカーJリーグクラブ「東京ヴェルディ」には多摩市出身の選手が活躍している。
...read more

杖道とアート 

400年以上前から続く、杖道(じょうどう)という武道があるのをご存知だろうか。
...read more

多摩センターイルミネーションのもみの木 

パルテノン大通りには高さ12mのクリスマスツリーが設置され、多くの人々を魅了している。
...read more

京王プラザホテル多摩 

今年創業27年を迎えた多摩センター駅前の京王プラザホテル多摩には
...read more

聖蹟サンタマラソン 

「聖蹟サンタマラソン」が2017年12月17日(日)に聖蹟桜ヶ丘の一ノ宮公園で開催される。
...read more

せいせきみらいフェスティバル 

今年で3回目となる「せいせきみらいフェスティバル」が2017年9月17日(日)に開催される。
...read more

E’s CAFE 

日本初の障がい者就労で運営するスポーツバー「E's CAFE」がオープンした。
...read more

TAMA映画フォーラム実行委員会 

「映画祭 TAMA CINEMA FORUM」は今年で27年目を迎えた。
...read more

京王ほっとネットワーク移動販売 

多摩ニュータウンのエリアのお買い物をサポートする移動販売車をご存知だろうか?
...read more

J Smile多摩八角堂 

豊ヶ丘にある「J Smile多摩八角堂」が賑わいを見せている。
...read more

新倉農園 

美味しい苺やブルーベリーの味覚狩りと体験農園が楽しめる新倉農園
...read more

ネコサポ 

「ネコサポ」というお買い物や家事の代行サービスをご存知だろうか?
...read more

ウルトラランナー井上真悟さん 

多摩市には常に過去の自分を越えようとする世界的なランナーがいる。
...read more

moi bakery 

天然酵母のハード系パンが人気の豊ヶ丘「moi bakery」
...read more

コンティ多摩センター 

コンティ多摩センターはこれまでの公民館や生涯学習センターとは一線を画した会員制の複合施設だ。
...read more

京王多摩センター駅 武田阿沙美さん 

京王多摩センター駅は今年3月からサンリオとのコラボで駅全体が大きく様変わりした。
...read more

ル・ププラン 

「ル・ププラン」では、素材にこだわったフレッシュなケーキを提供している。
...read more

Pizzeria La.Pala 

「ラ・パーラ」では、地場野菜を使った本格的なナポリピッツァやパスタなどが頂ける。
...read more

諏訪2丁目住宅マンション建替事業(Brillia多摩ニュータウン) 

多摩市諏訪2丁目に、「Brillia多摩ニュータウン」は建っている。
...read more

RISTORANTE YAMA 

閑静な住宅街にある「RISTORANTEYAMA」は、特に宣伝もしないまま、人づてにその評判が広がっている。
...read more

日本アニメーション 

昭和50年(1975)に設営された日本アニメーションは、数々のアニメの名作を生み出してきた。
...read more

「Art×多摩ニュータウン」 開発さん&水野さん 

ふとしたきっかけから始まるアートと街のつながり
...read more

青木農園 

「採れたての旬の野菜の美味しさ」を味わえる「青木農園」は、多摩市内を流れる大栗川沿いのすぐ近くにある。
...read more

永どんサポーターズクラブ 加藤さん 

地元永山の魅力を伝えるサイトから登場した「永どん」の生みの親の加藤さんに、その思いをお聞きした。
...read more

多摩子ども劇場 市川さん 

「多摩子ども劇場」は、子どもの文化活動を通して、豊かな地域を作り上げることを目指している。
...read more

cafe GARDEN 

聖蹟桜ヶ丘の「cafe GARDEN」は、地域活性化を目指している多くの人たちの活動の拠点となっている。
...read more

シーズネットワーク 岡本さん 

子育て中のお母さんたちで始めたサークル活動が地域で大きく花開いて、たくさんの人たちを幸せにしている。
...read more

ル・ジャルダンブルー 

見た目も美しく、美味しさにも定評のあるケーキを求めて、遥か遠方からお越しになるお客様も多い。
...read more

多摩市在住 萩原さん 

萩原さんは結婚後、多摩市を離れたものの「子育てに最適な街」と再認識をして家族と共に多摩市に戻ってきた。
...read more

AWkitchen 

見晴らしのいい丘にあるこちらのレストランでは契約農家から仕入れた野菜たっぷりの前菜とパスタが頂ける。
...read more

AFFIDAMENTO BAGEL 

自家製の天然酵母のベーグルは子連れの主婦や若い男性にも人気があり、一日200個前後が完売している。
...read more

木のおもちゃ チッタ 

「おもちゃコンサルタント」の資格を有する店主が厳選したおもちゃを直接、手に取って遊べるのが嬉しい。
...read more

木のひげ 

31年間、変わらぬ材料と製法で作られてきたシンプルなパンは噛むほどに小麦の香りと甘みを感じられる。
...read more

tak beans 

元アパレル業界勤務の店主が「地元で出店したい」と開いた珈琲屋では焙煎仕立てのコーヒーが味わえる。
...read more

グラン・クリュ 

多摩市を代表する銘菓「純生ロール」を始め、材料を吟味して作られたケーキ類は他では味わえない美味しさだ。
...read more

小山商店 

日本人の食文化に合った日本各地の地酒を取り揃えており、契約している蔵元さんは300軒以上にも上っている。
...read more